売るために、自分を売り込まなくていい。|無言起業
凡人再起動ログ 全10話・完結

K.藍沢が、二度ゼロから立ち上がるまでの全記録。転んで、また立った、不格好な足跡の話だ。

転落① 転落② 上昇① 上昇②
二度の転落二度の上昇 2度目は、もっと深く。そして、もっと高く。
▶プロローグから読む→
順番は自由。気になった扉から、どうぞ。
▾全10話の目次を開く

「記事の書き出し」でいつも悩む人へ。最初の一文がスッと決まるシンプルな型

タイトルは決まったのに、最初の一行に何を書けばいいか分からず、止まっていませんか?

「こんにちは」と書いて、最近の出来事を少し足してみても、うまく本題につながりません。気づけば挨拶だけが長くなって、また消してしまうんですよね。

そんなときは、読者が困っていることを、そのまま一行目に書いてみてください。まずは、この型を使えば大丈夫です。

〇〇で悩んでいませんか?

今回は、□□するための方法をまとめました。

例えば、この記事なら「タイトルは決まったのに、最初の一行が書けずに困っていませんか?」で始められます。

気の利いた挨拶を考えなくても、これで本題に入れます。

ただ、この型を見ても「その〇〇に何を入れるかで悩むんだけど」と感じる人もいると思います。そこも含めて、順番に考えてみましょう。

①「こんにちは」のあと、なぜまた手が止まるんですか?

挨拶までは書けるのに、そのあとが続かないことってありますよね。

思い込みと本当はの図。紺の地。上に「「こんにちは」のあと」。上の灰色の箱に×の印と打ち消し線つきの「挨拶を書けば本文に進める」、下向きの矢印、下の白い箱に○の印と「書き出しで決めるのは誰の、どんな困りごとか」(「誰の、どんな困りごとか」に金の線)

例えば、こんな書き出しです。ここからの例文は、説明のための作例です。

こんにちは。最近は朝晩が涼しくなってきましたね。今日は、ブログの書き方についてお話ししたいと思います。

丁寧ですし、おかしな文章でもありません。

でも、このあとには、まだ決めることが残っています。ブログの何について話すのか。誰が、どこで困っている話なのか。そこを考えなければ、本文には進めないんです。

挨拶を書いたことで、その判断が済むわけではないんですよね。

だったら、先にそこを書いてしまっていいと思うんです。

読者がタイトルを見て記事を開いたとき、知りたいことは何なのか。その人が「そう、それで困っているんです」と思えることを、最初に書いてみてください。

書き出しで決めたいのは、この記事が誰の、どんな困りごとに答えるのかです。

そう考えると、「文章を書くことで悩んでいませんか?」でも始められそうです。ただ、これだと少し広いんですよね。

②「悩んでいませんか?」の〇〇には、何を入れるんですか?

〇〇には、読者が実際に困っている場面を入れます。

大きな一言の図。上に「〇〇が浮かばないときは」。ペンの絵と、大きな字で「〇〇したいのに、□□できない。」(「□□できない」に金の線)、その下に「タイトルの下に、まずこうメモする」

「文章に悩んでいる」だけだと、ネタが思いつかない人も、記事が長くなりすぎる人も、最後のまとめが書けない人も含まれます。

書く側も、どの話から始めればいいか迷ってしまいますよね。

そこで、今回の読者について、もう少し具体的にしてみます。

タイトルは決まったのに、最初の一行に何を書けばいいか迷っていませんか?

ここまで書くと、説明することを選びやすくなります。

この人は、タイトルの付け方を知りたいわけではありません。すでにタイトルはあるので、その次に何を書けばいいかを知りたいんです。

〇〇が浮かばないときは、タイトルの下に、まずこうメモしてみてください。

〇〇したいのに、□□できない。

今回なら、「記事を書き始めたいのに、最初の一行が決まらない」です。

それを読者に話しかける形へ直せば、一文目になります。

「でも、読者の気持ちなんて分からない」という場合も、細かい人物設定を作り込む必要はありません。まずは、そのタイトルで助けようとしている人が、どの作業で止まっているのかを考えてみてください。

そこが曖昧なら、一文目の言い回しを探す前に、記事で扱う困りごとを絞るほうが先です。

では、その一文が書けたら、次には何を続ければいいんでしょう。

③一文目は書けました。二文目でまた止まりませんか?

二文目には、この記事で読者に渡すものを書きます。

要点の一覧の図。上に「書き出しの二文」。番号つきで縦に3つ=1「一文目:〇〇で悩んでいませんか?」、2「二文目:今回は、〇〇を紹介します」(「今回は、〇〇を紹介します」に金の線)、3「本文:約束したことを説明」

基本の型は、「今回は、〇〇の解決策をまとめました」で十分です。もう少し具体的にできるなら、何を紹介する記事なのかまで書いてみてください。

例えば、こうです。

今回は、読者の悩みから書き出しを作る型と、その使い方を紹介します。

「文章について役立つことを書きます」よりも、自分が次に何を書けばいいか分かりますよね。

型を紹介すると書いたなら、本文ではその型を見せます。使い方も紹介すると書いたなら、実際に当てはめた例を出します。

二文目で読者に約束したことが、そのまま本文で説明することになります。

今回なら、その次にこう続けられます。

まず、読者が困っている場面を「〇〇したいのに、□□できない」と一文で書き出してみてください。

もう本文に入れていますよね。挨拶から本題へつなぐための、特別な一文は必要ありません。

ただ、「せっかくだから役立ちそうに見せたい」と思って、約束を大きくしすぎないようにしてください。

書き出しの型を一つ紹介する記事なのに、「読まれる文章のすべてを解説します」と書くと、あとから説明することが増えてしまいます。

その不安から、構成の話も、タイトルの話も、集客の話も足し始めたら、書き出しを決めたはずなのに記事全体がまとまらなくなります。

二文目には、本文で実際に説明できることを書いてください。書き終えたあとにも、約束と中身が合っているかを確かめれば大丈夫です。

ここまでなら、毎回使えそうです。でも、同じ型ばかり使っていたら、自分らしい文章にならない気もしますよね。

④毎回この型を使ったら、どれも同じ記事になりませんか?

「〇〇で悩んでいませんか?」という言い方だけを繰り返せば、似た印象にはなります。

分かれ道の図。上に「型が同じでも」。紺の箱の「毎回この型を使う」から2本の線。左の灰色の箱に×の印と「言い方だけ繰り返す」「似た印象になる」、右の青い枠の箱にチェックの印と「悩みと説明を選ぶ」「選び方に書き手らしさが出る」

ただ、型が同じでも、拾う悩みや、本文で説明する内容まで同じになるわけではありません。

僕も、世界観や物語を前に出す発信を試して、まだ僕を知らない人には重くて読まれなかったことがあります。役立つノウハウに寄せると、今度はほかの情報に埋もれました。

自分らしさを出すことも、読む人に必要な話をすることも、両方考えたいんですよね。

例えば、書き出しで「記事が書けない」と悩む人に話しかけたあと、何を説明するかには違いが出ます。

ネタの探し方を説明するのか。最初の一文を作る例を見せるのか。それとも、書いては消してしまうときの進め方を説明するのか。

どこで困っている人を助けたいのか、どんな例なら伝わると思うのか。そういう選び方にも、書き手らしさは出ます。

だから、最初の一行で無理に個性まで見せようとしなくて大丈夫です。まずは、読む人が「今の自分に必要な話だ」と分かるところから始めてみてください。

慣れてきたら、「悩んでいませんか?」を別の言い方に変えても構いません。

タイトルは決まっているんですが、最初の一行がどうしても書けません。

こんなふうに、読者の悩みを言葉にする始め方もできます。大事なのは、疑問形を使うことより、相手が困っていることを具体的に書くことです。

今、タイトルだけ決まっている記事があれば、その下に「読者は何をしたいのに、何ができずに困っているか」と一文で書いてみてください。

それを一行目にして、次に「今回は、そのための〇〇を紹介します」と続けてみるんです。

二文書けたら、言い回しを磨く前に、約束した説明へ進んでください。

最初の一文は、本文を書き始めるための一文で十分です。

誰にも気づかれない夜の、君へ

AIに書けるものは、これから一番安くなる。
君の生き様は、これから一番、値がつく。

機能で消耗する時代は、静かに終わっていく。武器になるのは、何度もコケて、それでも続けてきた、君の生き方の方だ。それは作るものじゃない。もう、君の中に埋まっている。

LINEで4通の無料レターを受け取る →

無料 / LINEを追加するだけ / 4通で完結