詳しくないのに教えていいのか、という止まり方について。
「自分は詳しくないのに、人に教えていいのか」——発信を始めたい人が最初に止まるのは、たいていここです。でも「詳しくない」は必ず何かとの比較で出てくる判定で、しかも比べる相手はたいてい、その分野の一番上。読み手が探しているのは日本一詳しい人の話ではなく、今日の困りごとが片づく話のほうです。それに、本当に怖いのは知識の量ではなく「質問されて答えられない場面」でしょう。僕も昔は「知らない」と言うのが怖くて知ったかぶりをしていて、ある夜そこできれいに転んでいます。信頼は知識の量ではなく、分からないときに分からないと言えるかどうかのほうに貼りついている。そういう話です。





















