「いいね回り」でフォロワーは増えたのに、なぜ商品は売れないのか?
例えば、教材に書いてある通り、毎日リプを回っているとします。インフルエンサーの投稿を見つけて、「勉強になります!」と送る。相互フォローの人には、「素晴らしいですね!」と返す。
選ばれて人が集まる導線何日もかけて、無料プレゼントのPDFを作りました。気づけば30ページを超えていて、図解も入れたし、表紙も整えました。自分が知っていることを、かなり詰め込んだつもりです。SNSやブログに案内を置いて、登録通知を待ちます。
自分の商品の作り方自分の知識をまとめて、商品にしようとする。ところが、値段をつけるところで手が止まってしまう。「これ、検索すれば出てくる話だよな」「本にもネットにも書いてあることで、お金を取っていいのかな」
読まれる文章の書き方人に何かを納得してもらうなら、直接話したほうが早い。そう思うことってありますよね。声の調子も使えますし、表情も見えます。その場で質問に答えられるので、話すのが上手い人ほど有利に見えます。一方で、文章だと読んでもらえるか分かりません。
自分の商品の作り方自分の仕事で使っていた確認項目を、1枚のチェックシートにまとめたとします。使い方も書いて、あとは値段を決めて公開するだけです。ところが、販売ページの価格欄で手が止まってしまいます。「こんな量で、お金をもらっていいんだろうか」
自分という資産を掘る「自分で何か仕事を始めてみたい。でも、人に売れるような専門性なんてないんですよね」そう考えて、手が止まってしまうことってありませんか?資格があるわけでもない。業界で名前が知られているわけでもない。
売り込まずに売る導線顔を出さないから売れるわけではありません。顔を出さないこと自体には、ほとんど価値がないんです。では、なぜ今、顔や肉声を使わなくても発信や販売が成り立つようになったのか?
凡人の心の立て直し方「まずはギブしましょう」を真面目に受け取って、頼まれたことを全部やる。無料で働く。自分のお金まで使う。それでも感謝されるどころか、都合よく使われて終わる人がいます。足りなかったのは、ギブの量ではありません。
選ばれて人が集まる導線最後にネットで何かを買ったとき、その人が撮影にどんな用意をしたかを、あなたは知っていたでしょうか。買う側からは見えていません。ところが作る側に回った途端、その見えない部分がいちばん先に出てきます。一本出すまでにやることを八つ並べると、中身を決める作業と、自分が映るための作業が混ざっています。この二つは終わり方が違います。中身は決めれば終わる作業ですが、映るほうは「よくする」作業で、「よくなった」はあっても「もう十分よくなった」がありません。だから時間をいくらでも吸い込みます。照明を足して下げて、シャツを替えて戻して、半日。まだ何を話すかは一文字も決まっていない——その半日で渡せるものは増えていません。顔は信用の材料の一つですが、材料はほかにもあります。顔を出す人を否定する話ではありません。出演の作業だけを外した形で、一本だけ出してみる話です。
売り込まずに売る導線「顔出ししないと売れない」という言い方をよく見かけます。ただ、「顔が出ているから売れている」と「売れている人の中に顔を出している人が多い」は、同じことを言っていません。この記事では、顔が一度に引き受けている仕事を5つに分けました。目印になること、人柄が伝わること、本当にいる人だと思ってもらうこと、説明すること、その場で質問に答えること。そのうえで、それぞれを顔以外の何で立てられるのかを見ていきます。大事なのは顔を消す方法を探すことではなく、顔が引き受けていた仕事を別のもので実現すること。そう置き換えると、「顔出しできないから無理」ではなく「この部分は何に置き換えられるか」という問いに変わります。ただし置き換えたぶんは別のところで払うことになりますし、奥にある知識・判断・約束・責任は置き換えがききません。