第006話 — 異動先という名の地獄の入口 —

1. 前回のあらすじ — 尊厳破壊の2年間

今、僕はあの頃とは全く違う場所にいる。
自分の城を持ち、自分のルールで生きている。
だが、あの日の記憶は今でも鮮明だ。
まるで昨日のことのように、胸の奥がヒリヒリと痛む。

第5話で、君は僕の28歳を見た。

理不尽なトラブルの身代わりとして、客先で30分間頭を下げ続けた夏の日。
「申し訳ございません」という言葉を繰り返すたびに、僕の中のプライドは削り取られ、最後には「透明な血」となって流れ出た。

あれから、2年が経った。

「来月から異動な」

その宣告が現実のものとなるまでの2年間、僕は死んだように生きていた。
「奴隷の安寧」にしがみつき、ただ波風を立てないことだけに全力を注ぐ日々。

だが、会社というシステムは、そんな「従順な家畜」さえも許さなかった。
2012年、春。30歳になった僕に突きつけられたのは、片道切符の異動辞令だった。

行き先は、社内でも有名な「墓場」と呼ばれる部署。
そこは、僕がこの8年間で積み上げてきた実績や信頼が、何一つ通用しない「異界」だった。

第6話は、その地獄の入口に立った日の記録だ。

実績とは何か? 評価とは何か?
その正体が、あまりにも残酷な形で暴かれることになる。

2. 白い紙の宣告 — 「異動を命ず」

2012年、春。僕は30歳になっていた。
桜が満開を迎えた4月の初旬。

世間ではスマホが急速に普及し始め、僕もガラケーからiPhone 4Sに乗り換えたばかりだった。
時代は確実に前に進んでいた。
だが、僕の時間は止まったままだった。

「第二営業部への配置転換を命ずる」

人事部長から渡されたのは、たった一枚の紙切れだった。
理由は書かれていない。口頭での説明もなかった。
ただ「会社の方針だから」という、思考を放棄させる魔法の言葉だけが添えられていた。

第二営業部。通称「吹き溜まり」。
出世コースから外れた人間、問題を抱えた人間、あるいは僕のように「使い勝手が悪くなった部品」が最後に流れ着く場所だと言われていた。

僕は、その白い紙を見つめたまま動けなかった。
紙の白さが、雪山で遭難した時に見る幻覚のように眩しい。

「……僕の8年は、何だったんですか?」

喉まで出かかった言葉を飲み込んだ。
言っても無駄だと分かっていたからだ。
第5話の謝罪の時と同じだ。この組織において、僕の感情や事情など、コピー用紙一枚ほどの価値もない。

入社してから8年。
営業成績は8年間で200件以上の契約を取ってきた。
残業時間は月平均80時間を超え、深夜の牛丼屋で味のない飯を食い、会社のために時間を捧げてきた。
この8年間で、僕の体重は9kgも落ちていた。

それが、「実績」として積み上がっていると信じていた。
だが、それは幻想だった。
僕が積み上げてきたと思っていたものは、石垣のような強固な実績ではなく、砂浜に作った城のような脆いものだったのだ。

「異動」というたった一言の波で、跡形もなく消え去ってしまう砂の城。
それが、僕の8年間の正体だった。

デスクに戻り、荷物をまとめる。
引き出しの中身をダンボールに移していく。
ペン、メモ帳、名刺ホルダー。
さっきまでは「戦うための武器」だったものが、今はただの「ガラクタ」に見える。

周囲の視線が痛い。
「あいつ、飛ばされたんだ」
そんな囁き声が聞こえてきそうだ。

同僚たちは、僕と目を合わせようとしない。
まるで、僕が伝染病にかかったかのように避けている。

僕はダンボールを抱え、8年間通ったフロアを出た。
背中越しに聞こえる電話の音や話し声が、急に遠く感じられた。

エレベーターホールでボタンを押す。
下りるのではなく、上がる。
7階。新しい部署のフロアへ。

その上昇感が、まるで処刑台への階段を上っているような錯覚を覚えさせた。
胃の奥が熱い。

チン、という到着音が鳴る。
ドアが開く。

そこには、今までいた場所とは全く違う空気が漂っていた。
重く、湿っていて、静かな殺気に満ちた空気。

僕は深呼吸をし、一歩を踏み出した。
地獄の入口へと。

3. 地獄の入口 — 午前8時30分の異界

エレベーターを降りると、そこは別世界だった。

1階のエントランスは、大理石の床が磨き上げられ、華やかな観葉植物が飾られていた。
だが、この7階のフロアは違う。
床のタイルカーペットは薄汚れ、所々にコーヒーの染みのような黒ずみがある。

下のフロアにあったような、電話のベルや活気のある話し声は一切ない。
聞こえるのは、換気扇の低い唸り声と、時折響く乾いた咳払いだけ。
ここは、会社という有機的な組織の中で、壊死(えし)した細胞が集まる場所のように感じられた。

フロアの奥へと進む。
窓はブラインドが下ろされ、蛍光灯の光が寒々しい。
デスクには書類が山積みにされ、その隙間に人が埋まっている。

皆、背中を丸め、モニターを睨みつけている。
誰も笑っていない。
誰も会話をしていない。

「……ここか」

第二営業部。通称「吹き溜まり」。
その異名は伊達ではなかった。

ここには「希望」という概念が存在しない。
あるのは「諦め」と「惰性」、そして互いを監視し合うような、ねっとりとした「不信感」だけだ。

僕は、指定されたデスクに向かう。
部屋の隅、窓際だがブラインドで外が見えない席。
そこが僕の新しい「牢獄」だった。

デスクの上は埃っぽく、指でなぞるとザラザラとした感触が残る。
椅子に座ると、座面がひやりと冷たく、ギシッと嫌な音がした。

緊張で手汗が滲む。
僕は、無意識に親指の爪を噛んだ。
これは僕の悪い癖だ。不安になると、どうしても爪を噛んでしまう。

「おはようございます」

隣の席の男性に声をかける。
彼は、ゆっくりとこちらを向いた。

その目を見た瞬間、僕は息を飲んだ。

死んでいた。
完全に、光を失っていた。

彼は無言のまま、わずかに顎をしゃくり、すぐにまたモニターへと視線を戻した。
それが挨拶だったのか、それとも「余計なことを話しかけるな」という警告だったのか。

強烈な疎外感。
ここでは「人間らしいコミュニケーション」など期待してはいけないのだ。

ふと、空気の匂いが気になった。
古い紙の匂いと、溜まった埃の匂い。
そして、そこに混じる「澱(よど)んだ人間の脂汗」のような匂い。
それは、長い時間をかけて熟成された「絶望の匂い」だった。

僕は吐き気を覚え、思わず口元を押さえた。
これから毎日、この匂いの中で呼吸し、生きていかなければならないのか。

「おい」

背後から声をかけられた。
ビクリとして振り返る。

そこには、般若のような顔をした男が立っていた。
新しい上司、M課長だ。
この部署の「看守」として君臨している男。

「今日からだな、藍沢」

声に感情がない。
まるで、新しく届いた備品のチェックをしているような口調だ。

「はい、よろしくお願いいたします」

僕は直立不動で頭を下げる。

「ここはな、お前が今までいたような甘い場所じゃないぞ」

M課長は、僕の目をじっと見据えた。
その瞳の奥には、冷酷な光と、深い闇が混在していた。

「ここでは『成果』なんて期待していない。期待しているのは『従順』だけだ」
「余計なことは考えるな。言われたことだけやれ。分かったな?」

「……はい」

従順。
またその言葉か。
僕は8年間、ずっと従順に生きてきたつもりだ。
それでも足りないというのか。

M課長は鼻で笑うと、背を向けて去っていった。
僕は椅子に深く座り直した。

ここは、会社の中にある「流刑地」だ。
一度足を踏み入れたら、二度と戻れない片道切符の終着点。

僕は、震える手でパソコンの電源を入れた。
ウィーン……というファンの音が、僕の新しい日常の始まりを告げていた。

4. 過去の栄光 — 失われた輝き

モニターが起動するまでの数秒間、僕の脳裏にかつての光景がフラッシュバックした。

入社5年目の冬。
台風が直撃する中、僕は社用車を走らせていた。
大口顧客である「ヤマト建設」の鈴木部長から、緊急のトラブル対応を頼まれたからだ。
「藍沢くん、君しか頼める人がいないんだ」

その一言が嬉しくて、僕は恐怖を押し殺してハンドルを握った。
現場に到着し、ずぶ濡れになりながら対応を終えたとき、鈴木部長は僕の手を固く握りしめた。

翌月には「プロジェクト・フェニックス」という3億円規模の大型案件を受注した。
チームリーダーとして、僕は3日間徹夜で企画書を仕上げた。
仲間と缶コーヒーで乾杯した時の、あの達成感。
あの時の「生きてる」という感覚。

僕には価値がある。
そう信じて疑わなかったあの日々。

でも今、目の前にあるのは、埃まみれのデスクと、古びたパソコンだけだ。
3億円の契約書も、鈴木部長の感謝の言葉も、徹夜で仕上げた企画書も。
ここには何もない。

輝いていた過去があるからこそ、今の闇がいっそう濃く、深く感じる。

(戻りたい……)

叶わぬ願いだと知りながら、僕は心の中で叫んだ。
あの輝かしい場所へ。

だが、現実は残酷だ。
Windowsの起動音が鳴り、僕を「ここ」へと引き戻す。
無機質なデスクトップ画面が、冷たく僕を見下ろしていた。

5. 8年間の全否定 — ゴミ箱行きになった企画書

それから一週間が経った。
僕は、単純作業の合間を縫って、ある「企画書」を作っていた。

この腐った部署を、なんとかしたい。
そんな青臭い正義感じゃない。
ただ、このままでは自分が狂ってしまうと思ったからだ。

「業務効率化によるコスト削減案」

今の非効率なデータ管理を改善すれば、残業も減り、コストを15%は削減できる。
前の部署で培ったノウハウを使えば、確実に成果が出る。
そうすれば、少しはこの重苦しい空気も変わるかもしれない。
そして何より、僕自身の存在価値を証明できるかもしれない。

そんな一縷の望みをかけて、僕は深夜まで残って資料を作り上げた。
プリントアウトした紙の束の、まだ温かい感触が、僕に勇気をくれた。

翌朝。
僕はM課長のデスクに向かった。

「課長、少しお時間よろしいでしょうか」

M課長は、新聞を広げたまま顔も上げなかった。
スポーツ新聞の競馬欄を見ている。

「何だ?」

「業務改善の提案がありまして、企画書を作ってきました。目を通していただけないでしょうか」

僕は、クリップで留めた資料を差し出した。
M課長は、面倒くさそうに新聞を置き、資料を手に取った。
その目は、文字を読んでいるようには見えなかった。
ただ、紙の厚さを確認しているだけのような手つき。

そして、5秒後。

パサッ。

資料が、デスクの脇にあるゴミ箱に放り込まれた。

「え……」

僕は我が目を疑った。

「藍沢」

M課長が、冷ややかな視線を僕に向けた。

「お前、まだそんなことやってんのか?」
「俺は言ったはずだぞ。『余計なことは考えるな』と」

「ですが、今のやり方は非効率ですし、これを導入すれば……」

「効率? 生産性?」
M課長は鼻で笑った。

「そんなもん、ここでは誰も求めてないんだよ」

彼は、ゴミ箱を指差した。

「いいか、ここは『終わった人間』がいる場所だ。会社も、俺たちに新しい価値なんて期待してない。ただ、静かに、問題を起こさずに、定年まで時間を潰してくれればそれでいいんだ」

「お前がやろうとしていることは、火葬場で『生き返りなさい』と叫ぶようなもんだ。迷惑なんだよ」

迷惑。
僕の8年間のノウハウが。
ここでは「迷惑」だと切り捨てられた。

頭が真っ白になった。
ただ、深い絶望だけが、黒いインクのように心に広がっていった。

「席に戻れ。そして、二度と俺の視界に入るな」

M課長は再びスポーツ新聞を広げた。

僕は、ゴミ箱の中の資料を見つめた。
一番上に「業務効率化案」という文字が見える。
それが、僕の遺影のように見えた。

僕は無言で頭を下げ、足元が崩れ落ちるような感覚で自席に戻った。

席に座り、モニターを見る。
そこには、意味のない数字の羅列が並んでいる。

(ああ、そうか)

僕は理解した。
ここは、仕事をする場所じゃない。
ここは、「自分を殺す場所」なんだ。

僕は、心の中にあるスイッチに手をかけた。
「希望」とか「意欲」とか書かれたスイッチ。
それを、パチンと切った。

その瞬間、世界の色が完全に消え失せた。

6. 透明人間と空白の昼休み

午前10時。
始業から1時間が過ぎても、フロアは死んだように静かだった。

僕は、指示されたデータ入力の作業を黙々とこなしていた。
キーボードの「A」のキーが少し引っかかるのが、地味にストレスだった。

誰も喋らない。
まるで、お互いが見えていないかのようだ。
ここにいる全員が、透明人間。
物理的には存在しているが、社会的には存在していない。

僕は、喉が渇いたので給湯室へ向かった。
途中、すれ違った女性社員に軽く会釈をした。

「お疲れ様です」

小さな声で言った。
だが、彼女は僕の顔を見ることなく、そのまま通り過ぎていった。
まるで、そこに誰もいないかのように。

振り返ると、彼女は何事もなかったかのように自席に戻っていった。

その瞬間、僕の中で何かが弾けた。
怒りだ。

(なんで無視するんだ?)

叫び出したくなる衝動を、必死で抑え込んだ。
僕は、震える手で紙コップを握り潰した。
ペコリという音が、静かな給湯室に響いた。

それから数時間後。
12時00分。
昼休みのチャイムが鳴る。

だが、この部署では、その音さえも空虚に響く。
三々五々、無言で席を立ち、あるいはコンビニの袋をガサガサと開け始める。

僕も、あらかじめ買っておいたコンビニのおにぎりを取り出す。
ツナマヨと、梅干し。
それが今日の「餌」だ。

自分のデスクで食べる。
目の前には、スリープモードに入った黒いモニター。
その画面に、おにぎりを頬張る自分の顔がうっすらと映っている。

死んだ魚のような目をした、30歳の男。
それが僕だ。

午前中の怒りは、もう消えていた。
その代わりに残ったのは、重たい「諦め」だった。

(もう、いいや)

僕は、逃げるようにポケットから微糖の缶コーヒーを取り出した。
一口飲むと、人工的な甘さと苦味が口の中に広がる。
この安っぽい味が、今の僕には唯一の救いだった。

ふと、窓の外を見た。
ブラインドの隙間から、下の通りが見える。
サラリーマンたちが、笑いながら歩いている。

あそこには「温度」がある。
あそこには「色彩」がある。
でも、この7階の窓ガラス一枚隔てたこちら側は、モノクロの世界だ。

ガラスに手を当てる。
冷たい。
その冷たさが、僕の心臓まで伝わってくるようだ。

「……帰りたい」

小さく呟いた。
家に帰りたいのではない。
「人間の世界」に帰りたいのだ。

でも、僕には帰る場所がない。
この部署に異動になった時点で、僕は「あちら側」へのパスポートを失ったのだ。

7. 砂上の楼閣 — 実績という名の幻想

午後3時。
僕は、シュレッダーの前に立っていた。

M課長から言われたダンボール3箱分の書類。
それを一枚一枚、機械に吸い込ませていく。

ウィーン、ガガガガ。
白い紙が、細長いリボン状のゴミに変わっていく。

その様子を見ながら、僕は自分の人生を見ているような錯覚に陥った。

僕が8年間かけて積み上げてきた「実績」とは、一体何だったのだろう?
それらは全て、このシュレッダーにかけられた紙切れと同じだったんじゃないか?
会社という組織の都合一つで、いつでもゴミに変えられる。

「砂上の楼閣」

その言葉が脳裏をよぎる。
僕は一生懸命、城を作っていたつもりだった。
だが、その土台は他人の土地(会社)であり、その材料は他人のルール(評価)だった。
自分のものだと思っていた城は、波が来れば一瞬で消える、幻の城だったのだ。

ガガガガ……。

機械が最後の紙を飲み込んだ。
透明な袋の中には、意味を失った文字の残骸が詰まっている。

僕は思った。
「自分の城」を作らなければならない。
会社という他人の土地ではなく、自分という土台の上に。

でも、どうやって?
僕にあるのは、この腐った部署での「死んだ時間」だけだ。

その時、ふと気づいた。
「時間」だけはある。

これまでの激務の営業部とは違い、ここには責任もノルマもない。
あるのは、有り余るほどの「退屈」と「空白」だ。

もし、この「死んだ時間」を、自分のために使ったら?

それは背任かもしれない。
だが、会社は僕を裏切った。
なら、僕も会社を利用して何が悪い?

僕の中で、小さな炎が灯った。
それは復讐の炎であり、再生への灯火だった。

僕は席に戻った。
黒いモニターを見つめる。
そこにはもう、死んだ魚のような男はいなかった。
そこには、虎視眈々と反撃の機会を窺う、飢えた狼のような男が映っていた。

僕は、引き出しの奥から、新しいキャンパスノートを取り出した。
そして、震える手で、最初の一行を書き込んだ。

「資産構築開始。目標:35歳で独立。」

これが、僕の本当の戦いの始まりだった。
この吹き溜まりという名の「精神と時の部屋」で、僕は自分だけの武器を磨くことを決意したのだ。

この時の僕は、まだ知らない。
この決断が、まさかあんな事件を引き起こし、僕を更なる窮地へと追い込むことになるとは。

8. 次回予告 — 精神と時の部屋

「吹き溜まり」と呼ばれた第二営業部は、僕にとって地獄であり、同時に最高の修行場でもあった。

誰からも期待されず、誰からも監視されない。
この「完全なる空白の時間」を使って、僕は貪るように知識を吸収し始めた。

そして、スマホの画面越しに見つけた、ある奇妙な言葉。

「ネットビジネス」

それは、会社という組織に依存せず、個人の力だけで生きていくための「魔法」のように見えた。
しかし、その魔法の裏には、恐ろしい「罠」が仕掛けられていた。
なぜ、僕は会社を追われるように辞めることになったのか?
その引き金となった「ある出来事」とは?

次回、「動かない身体という名の無言の反乱」。

このタイトルが示す通り、僕の冒険はまだ始まったばかりだ。
そしてその冒険は、決して輝かしいものではなく、泥臭く、惨めなものになるだろう。

だが、泥の中でこそ、蓮の花は咲くのだ。


この物語は先が長い。そのため、途中で迷子にならないように
連載を順番に読み切るための《しおり》を置いておく。必要なら取っておいて欲しい。

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